ノコギリヤシの基本情報と薬効

ノコギリヤシを紹介します。アメリカからメキシコにかけて植生するヤシ科シェロ属の食用植物です。学名はセレノアレペンス(Serenoa repens)であり、背丈はおよそ1~2メートルほどです。

ノコギリによく似たギザギザの葉を付ける事がその名の由来であり、古代から現代までの間、フロリダ州が世界で最も大きな生産地となっています。

noko

18世紀以前の現地に居住していたインディアンはノコギリヤシを強壮剤として服用し、さまざまな効用のあるハーブ・医薬品として用いていました。

ノコギリヤシは19世紀に北米に進出したヨーロッパ人の目にも止まり、滋養強壮の薬効があるハーブティーとして西ヨーロッパに持ち込まれました。現在ではサプリメントとして世界中で親しまれています。

北米大陸南部で古くから滋養強壮のハーブとしてもてはやされていたノコギリヤシですが、その後ヨーロッパに持ち込まれ、そのさまざまな薬効が科学的に研究されました。ノコギリヤシの分析に特に力を入れたのはドイツで、前立腺肥大症への治療薬として医者が処方するようになります。

また、慢性的な脱毛症に対しても効果があることが近年の研究で明らかになり、このことで爆発的にノコギリヤシのニーズが伸びました。

その後、アメリカでも前立腺の疾患や若年性脱毛症などに効力のある医薬品として、サプリメントやハーブティーが逆輸入される形となり、日本でも近年ようやくその名を知られるようになりました。現在では全国のドラッグストアでサプリメントを購入することができます。

 

カテゴリー: ノコギリヤシ パーマリンク